Still going strong

50歳 半世紀 まだまだ元気に楽しむのだ!

解説者

先日の長居でのフロンターレ戦で、桜ユニの真ん中に座るわけにもいかず、どちらかというと、アウエイ席があればアウエイ側になったであろうコーナー近くの席を買った。

後ろの席は、お子さんがセレッソのこどものチームで練習しているであろうファミリーで、隣のブロックにもファミリーが座っていた。

どちらのお父さん(と思われる)もサッカーに詳しく、セレッソよりもフロンターレの選手についての簡潔な解説がわかりやすかった。

特に後ろのお父さんは子どもに選手の特徴を教えていて、「谷口は(敬称略)いい選手や。」みたいなことをその機会ごとに伝えていた。

選手の声が響く中で、守田選手がミスをして「あっ、やべえ」とボールがラインを割った瞬間、両お父さんのコメントや子どもの反応も面白かった。

選手だって完璧ではない、ミスをするということ。

選手の声やボールの音が聞こえることは意外に好評だと思われます。

両ファミリー共に、セレサポだと思われるが、後半フロンターレが選手交代をしてからは、セレッソの選手よりもフロンターレの選手の名前ばかりが出てきて、多分後ろのお父さんはそれに気が付いたんであろう。その頃には、セレッソにもう余力はなかった…

帰りの車内では、隣に座っていた男性二人組が「今日の試合面白かったわ。明日の仕事がんばれるわ~」と話をしていた。サッカー好きだと思われるその二人は、今日の試合以外にJ2の選手の話(今○○どこにいる?○○におる)や海外で活躍する日本人選手の話まで幅広く話されていた。

私の後ろで「も~ダミアン!」と叫んでいた男の子、選手解説のお父さん達、車内で隣に座ったサッカー好きの男性、みんなみんな小さなサッカー解説者。

いろんな声が聞けて、試合も面白く、軽やかな気持ちで帰途についた。